『人生を変えるメンターと出会う法』を読んでみた!
『人生を変えるメンターと出会う法』を読んでみた!
以前鳥居祐一氏の『遠慮しない生き方』を読んだ際、自身のメンターの一人に本田健氏がいて『ユダヤ人大富豪の教え』やメンターについて触れていたので、気になって読んでみました。
人生をどれだけ幸せで豊かに、また輝かしいものにするか。それはどんな人と出会ってきたかで大きく左右されます。
この本では、メンターと出会うべくして出会う方法が綴られています。
1章から17章にかけて、メンターと出会うための自分の準備や出会い方、メンターからの学び方、そしてメンターとの別れの時。
メンターとの別れまで考えていなかったので、そこは盲点でした。
まずは自分がどう生きたいか、理想のイメージを持つこと。それをすることで出会いに対してアンテナがピンと張られるのだと思います。
その夢の実現に向けて何をすべきか調べる。となると必然的にメンターと出会う道筋が出来上がってきます。
メンターは人とは限りません。本かもしれないし映画かもしれない。
それからなんでもいい方向に導いてくれるとは限らない。メンターにはホワイトメンターをブラックメンターがあるそうです。ブラックメンターとはいわゆる反面教師でしょうね。
勘違いしてはいけないのは、メンターが必ずしも目標達成への最短距離を教えてくれるわけではないという事。そこ甘えられません。
まとめていくと「メンターと出会う法」といっても齢40年も生きていると分かっていることが多かったりします。10代、20代のうちに読んでおけばいいかもしれません。将来息子に読んでもらってもいいかも。
大切なのは、素直さだと思います。
本田健氏はそこに敢えてか触れていませんでしたが、そもそも素直さが無いとせっかく誰かと出会っても「ちょっと変わった人」「自分とは考え方が違う」で一歩離れて終わってしまいます。とにかくアンテナを鋭くして「この人は自分に無いものを持っている」と積極的にかかわっていけばいいと思います。
それから本書で本田健氏がサラッと述べたのですが、ハッとした一文があります。
第1章の中で〝どのレベルまで行きたいか″について。
―超一流から三流まであるとしたら、あなたはどのレベルを目指したいか。
―ここで大切なのは超一流がよくて、三流がダメだということではない。
―超一流の人たちはまわりの空気を読むことなど、全然おかまいなしで、いたって幸せだったりするのですが、その分まわりの人たちが不幸になりやすくなります。
最近堀江貴文氏の本を連続で読んでいたので(『疑う力』『自分の事だけ考える』『GOETHE 6月号 ホリエモンという生き方』)、読みすぎて自分の考え方がとんがりがちになっていたけど、本田氏に言わせれば、それは彼らが「超一流」だから。自分はそうではない。それを見失いかけていました。
この本の感想ではありませんが、偏りなくいろんな人の本を読む方がいいですね。
思い返せば今までその職場や年齢ごとメンターがいました。
それをその時は「メンターだ」とは思っていませんでしたが、一人一人心に刻まれていて、あぁ久しぶりに会いたいなぁなんて思ったりします。実際今会ってもフィールドが違うので話が合わないかもしれませんが。
そんな方々に感謝しながら、次のメンターとの出会いに心躍らせたりしています。
『メンターと出会う法』、正当な一冊です。若い方におすすめです。
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