『AI時代に必要な学び』を読んでみた!

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令和。新しい時代の幕開けです。これからの経済はサイバー社会、ボーダレス社会、マルチプル社会、そして現実、といった4つの社会が一緒になってできている〝目に見えない経済大陸″を意識していくことになります。

目に見えないものだから、誰も教えることはできない。だから自分で探りに行き、自ら学ぶという姿勢が大切です。

 

中年ですが人生これからの私は勿論、子どもにその姿勢を身に付けて明るい未来を切り拓いて欲しいと思います。

 

まず子ども達。

 

21世紀を生きる日本の子供たちがどのような学びを経験すべきか。義務教育では足りない学びを著者はこう述べています。

 

―STEAM(21世紀の基礎教養)

―好奇心(あらゆる学びの着火剤)

―英語(世界中でコミュニケーションできる)

 

STEAMを取り上げて言うと、それぞれの頭文字が代表する科目に多くの時間を割くのではありません。科目単位で大量に内容を記憶する学習ではなく、現実に関連したテーマを手と足を使って解決していく〝問題解決学習″がポイントとなります。要は単にプログラミング教室に通えばいいというわけではない。以前読んだ落合陽一さんの『ゼロヒャク』と同じですね。

 

またどの本でも述べられていますがライフロングラーナー=生まれてから死ぬまで学び続ける人がこれからの時代に必須となります。その着火剤となるのが「好奇心」であり、子どもの人生に重要となります。親として子に何を与えてあげるべきか、何をさせてあげるべきか。

 

それから大人(自分)。

 

正直自分くらいの人生は、今のままでもなんとか生きていけると思う…しかしそれではせっかくの人生が物足りないし、最低限で満足しているような親の背中を子ども達に見せるわけにはいきません。彼らをどうこうしたいと願う前に、まずは自己研鑽をしていきたいと思います。

 

とにかくビジョンを持つこと。

自分のメンタルブロックをはずす。自分の働き方は自分で決める。

 

自分の時間を有効に使うために仕事をダイエットし、空いた時間を人脈構築や知識獲得に充てる。

 

AIやロボットに代替されない仕事、人間ならではの領域で自分のポジションをとる。

 

本の後半は著者ご自身も関わる様々な学びの世界について紹介しています。国際バカロレア、BBT(ビジネスブレイクスルー)大学やALA(アクションラーニングアカデミー)等々。自分には程遠い教育の世界を垣間見た気がします。

 

『AI時代に必要な学び』、正直後半は力尽きちゃいました。ぜひ読んでみてください。

 

 

 

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